うららか便り

つまみ細工と日々のこと

もうすぐ見本が完成…!

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8月の特別講座、ああでもない、こうでもないと考えていた夏の花。

今回お店の状況もあって6月の特別講座が無くなってしまったため、季節がずれ……8月と9月に作るのに夏の花は遅いんじゃないか、ということで、今年は秋に飛ぶことにしました。

(来年は、リクエストのあったうちわもプルメリアもやれるように日程考えます!)

 

秋のお花は花かごいっぱいのコスモスにします。花かごから溢れるイメージで作りました。

花かごのリースを用意しているのでお花をたっぷり飾ってもらおうかと思っています。つまみますよー!たっぷりと。

 

ほぼ形は出来上がっているので今週中には日程を出せると思います。

 

 

それにしても季節が巡るのが早すぎて……私、紫陽花作りかけなんですよ。いったいどうしたら………。布も何色かをゆるくぼかして染めて、紫陽花も万華鏡という種類のものが作りたかったため、一輪に花弁数が16弁くらいで、真ん中のパーツは布1㎝で摘んでいたんです。全部端切りしてね……色々手間をかけて作っていたんですよ。一輪出来上がるたびにかわいいかわいいと絶賛しながら(騒々しい)。

……別に納期のあるものでも仕事でもなかったため、途中にやることがどんどん増えていき、他の物を作り続けて、今。

 

7月も半ば……!

 

時が流れるのが早すぎて震えてしまいそう。

今作りかけの子たちは戸棚の中にしまいこまれております。ああ、かわいそうに。

とりあえずのんびり作って、出来上がったらどこかに季節無視して載せます。こっそりと。

 

一凛堂で習っている方で特に羽二重基礎講座に進まれている方は、4匁の中に布を入れてぼかすという方法を使われることが多いと思うのですが、直接布にぼかしを染めて入れる方法も、味わいが違うので両方おススメです。

職人さんはつまんだ後、糊板の中に並んでいるつまみに、一気に色を入れたりするのですが(例えば藤下がりなど)、私は何色かの色をぼかして入れたかったりするので、つまむ前の布に色を入れています。

布を挟む方法は色が淡くなるのでとても優しい雰囲気に。染める方法だとそのままの色が出るのでまた違った華やかさがあります。

私はどちらの方法も使います。