骨董ジャンボリー
昨日母と一緒に骨董ジャンボリーに遊びに行ってきました。
会場はビッグサイト。広いし沢山のジャンルの骨董が所狭しと並んでいて、1日じゃ見切れません。
とりあえずさらっと見ながら気になるところをじっくり眺める作戦。つまみかんざしもいくつかありました。気に入ったものがあったら購入しよう!と思っていたのですが、悩んだ末に今回は断念。でも、なるほど!と思う使い方やデザインがあり参考になりました。
様々見て歩き、私は古布などを取り扱っていたお店で着物花柄図鑑を。そして100年前のポストカード。可愛かったのでうさぎと家の置物を。
着物花柄図鑑、レトロっぽい柄行きが大変に可愛くて、ずっと眺めています。薔薇の図鑑もあったのでそちらも今度購入しようと思います。ポストカードはやはりデザインがたまらなく可愛いくて、本当は山ほど欲しかったのですが、母の視線が冷たかったので2枚に絞りました。(子供の時から好きになってものはとことん夢中になって集めたがるタイプなので危険と思われている模様)
うさぎと家の置物は可愛くて思わず手に取ってしまいました。
他にも欲しいものはいっぱいあったんですよー!
アンティークのリキュールグラスってもうどれもこれも可愛くて欲しいを連呼していましたし、ペーパーウェイトは昔から好きなので欲しくて欲しくてうっとり眺めておりました。
(ペーパーウェイトはコレクションする気満々なのです)
ほとんどのお店がクレジットカードを使えないので、ある意味我慢できてよかったのかも知れません…。
母はやたらと悩みながら琥珀のペンダントトップをえいっと購入して、ふたりでご機嫌で帰りました。
帰りにブームになってから初めてタピオカミルクティを飲みました。
昔もタピオカって流行りましたよね?黒くなくて白かったけど。
甘さも調節できてなかなか美味しかったです。
モチモチしているものはだいすきです。
楽しい一日になりました。
コスモスの花かごリース
一凛堂 伝統工芸つまみ細工応用特別講座「コスモスの花かごリース」の募集が始まりました。
羽二重8匁でコスモスとつぼみをお作り頂き、花かごから溢れるようにアレンジして頂きます。
8月、9月の講座となるので、初秋を意識して、秋桜にしました。
横に下げるリボンも、レースのリボンを色々揃えましたのでお好きなものを選んで頂けます。
(レースのリボンは、レースの専門店に行って色々探してきたのですが、可愛いのがいっぱいであれもこれも欲しくなって大変でした。
今度やりたい講座のアイデアも浮かんだので、そちらも形にしたいなぁ)
本当は夏の花をイメージしたものを考えていたのですが、5、6月に店舗の事情もあり特別講座が出来なかったため、考えていた季節が少しずれてしまいました。
来年は団扇やプルメリア、向日葵など、夏らしいものを必ずやります!
今回のコスモス、お花の大きさもあり、数もありなかなかのボリュームです。
コスモスは私自身とても好きなお花なので必ずやりたいと思っていました。初秋から秋にかけて飾って頂けたらと思います。
よろしくお願いいたします!
https://tsumami-j.com/tsumamikiso/ouyou
もうすぐ見本が完成…!
8月の特別講座、ああでもない、こうでもないと考えていた夏の花。
今回お店の状況もあって6月の特別講座が無くなってしまったため、季節がずれ……8月と9月に作るのに夏の花は遅いんじゃないか、ということで、今年は秋に飛ぶことにしました。
(来年は、リクエストのあったうちわもプルメリアもやれるように日程考えます!)
秋のお花は花かごいっぱいのコスモスにします。花かごから溢れるイメージで作りました。
花かごのリースを用意しているのでお花をたっぷり飾ってもらおうかと思っています。つまみますよー!たっぷりと。
ほぼ形は出来上がっているので今週中には日程を出せると思います。
それにしても季節が巡るのが早すぎて……私、紫陽花作りかけなんですよ。いったいどうしたら………。布も何色かをゆるくぼかして染めて、紫陽花も万華鏡という種類のものが作りたかったため、一輪に花弁数が16弁くらいで、真ん中のパーツは布1㎝で摘んでいたんです。全部端切りしてね……色々手間をかけて作っていたんですよ。一輪出来上がるたびにかわいいかわいいと絶賛しながら(騒々しい)。
……別に納期のあるものでも仕事でもなかったため、途中にやることがどんどん増えていき、他の物を作り続けて、今。
7月も半ば……!
時が流れるのが早すぎて震えてしまいそう。
今作りかけの子たちは戸棚の中にしまいこまれております。ああ、かわいそうに。
とりあえずのんびり作って、出来上がったらどこかに季節無視して載せます。こっそりと。
一凛堂で習っている方で特に羽二重基礎講座に進まれている方は、4匁の中に布を入れてぼかすという方法を使われることが多いと思うのですが、直接布にぼかしを染めて入れる方法も、味わいが違うので両方おススメです。
職人さんはつまんだ後、糊板の中に並んでいるつまみに、一気に色を入れたりするのですが(例えば藤下がりなど)、私は何色かの色をぼかして入れたかったりするので、つまむ前の布に色を入れています。
布を挟む方法は色が淡くなるのでとても優しい雰囲気に。染める方法だとそのままの色が出るのでまた違った華やかさがあります。
私はどちらの方法も使います。
あらかわの伝統技術展へ
7月7日にあらかわの伝統技術展へ行ってまいりました。お世話になっている戸村絹代先生が参加されるイベントなのです。
今回はいつもの会場が改装中?か何かだったそうで、日暮里のホテルでの開催でした。
先生のブースには沢山のつまみかんざしが。
見入ってしまいますよね。
とても素敵。
体験会場もあり、戸村先生のつまみ細工体験では、私も少しお手伝いを。
蝶々かお花のパッチンピンを羽二重4匁で。
蝶々は中にも入るので全部で6弁。
お花は外側5弁、中にも5弁で全部で10弁。
なかなか豪華な、そして難易度高めの体験内容です。
先生、法被姿です。
先生のいつも使われているのりベラは、一凛堂のものよりもだいぶ太いんですよ。私も何度も触らせて頂いているのですが、なかなか難しい。先生のさっと糊を引かれる姿、職人さんらしい無駄のない美しい動作は本当に素晴らしいです。
荒川ケーブルテレビも取材に入っていて、アナウンサーの方が体験されていました。
とっても真剣!
終わった後少しお話をしたのですが、「難しい〜!色々迷子になりました(笑)先生は魔法の手ですね」と仰っていました。そうなんです。戸村先生の手は魔法の手です。
作られたのは蝶々のパッチンピン。とっても可愛く出来上がっていましたよ。
体験された皆さん真剣に、でも楽しそうに作られていて私もとても嬉しかったです。
お手伝い後は、先生に頂いた券を持ってお抹茶とお菓子を頂いてきました。おいし。
お抹茶大好きなんです。たまに母がお茶を立ててくれるので小さい時から大好き。
お菓子もとても夏らしいですね
それからゆっくり職人さんのブースを回らせて頂きました!
どれもとても洗練されていて美しい。
技の素晴らしさ、美しさに目を奪われます。
長く長く続いてきたこの素晴らしい日本の美が継承されていくことを願ってやみません。
あまりに美しくてしばらく眺めてしまいました。絵柄も繊細なのに大胆。
これらの作品をお作りになっているのはとても優しそうなおじいちゃま…耳が遠いとのことで、メモに「素晴らしいものを拝見できて感動しました」と書き残してきました。
金箔職人さんの作品。
素晴らしいでしょう?
依頼品を作ることがメインなのであまり手元に作品が残っていないとのこと。これはたまたま修復に帰ってきたものだそうです。
9過程くらいの分業で作られるそうで、これを彫った職人さんは亡くなったお兄様なんだそうです。
他にも木で作られたワイングラスの中が金箔装飾されたものが飾られていて、とてもおしゃれ。「遊びで作ったんだよ」と仰っていましたが、欲しがる方やお店、多いんじゃないかなぁ。シックな木目と中の金箔のバランスがとても素敵でした。
あちこち覗いては様々な職人さんとお話させてもらって来ました。こういったイベント、なかなか無いので興味のある方はぜひ!
毎年恒例のイベントなので、日程が分かり次第こちらでもおしらせしますね。
一凛堂グランドオープン
7月2日につまみ細工一凛堂、グランドオープンいたしました!
短いようでとても長かった数ヶ月。
無事新店舗がオープン出来てとてもほっとしました。そして、ここからまた新しく様々なことが始まるんだなぁと思うととてもわくわくしています。
7月はイベント目白押し。
7月1日は浅草神社さんが毎月1日に開催されている「社子屋」で一凛堂がつまみ細工体験を致しました。
そして2日は一凛堂グランドオープン!
3日はつまみ細工の日。
浅草神社で報告参拝をし、そのあと記念ワークショップをいたしました。
グランドオープンをしてから、正式にお店の名前で報告参拝が出来てとても清々しく晴れやかな心持ちになりました。
今は、新しいお店のオープンと共に、新しいことが始められないかと模索しています。様々な方をご紹介頂き、お話を伺い、その中で湧き上がったものをひとつずつ形にしていきたい。
創業者である高橋社長の「つまみ細工をメジャーなカルチャーにする」を私らしく進めていきたいと思っています。
そして社長に最後に頂いた言葉。
あなたらしい新しいつまみを。これは古屋麗のつまみだ、と胸を張って言える、そんなつまみ細工を作っていきなさいね。
私はこれを実現しないといけません。
社長に頂いた夢です。
ひとつずつ丁寧に。
でも時には大胆に。
ここからがまた新しい出発です。
社長。
どうか見守っていて下さいね。
カキモリのノート
ずっとずっと作ってみたかったカキモリのノート。旧つまみ堂からは随分と近い立地だったのにも関わらず、なかなか行けずにいたカキモリさん。
ついに!
先日友人と一緒に行ってきました。
お目当はもちろん、オリジナルのノート制作。
沢山並ぶ素敵な表紙に、様々な種類の紙。留め具やリングの形まで選べます。
いやぁ、迷いに迷いました。
表紙と裏表紙を選ぶのにどれだけ時間をかけているのか……ああだこうだ言い合いながらひたすら迷い、取っては迷いまた違うのを取っては辞め……そんなこんなでようやくなんとか決定。紙も線の有る無しや紙の種類など、ひたすら触りながら「紙の質感だいじ」と、一端の紙ヲタというのか、紙フェチというのか…ひたすら好みの質感について語り合いつつどうにか選び、留め具の色やリングの形も決定し、やっとのことで注文!
注文して出来上がるまで、もう1つの別店舗のカキモリさんに行き、オリジナルインクを憧れの眼差しでみつめ…ガラスペンへの憧れをふたりで語り続け…みつめる時間が長すぎたのかそんなこんなでノートの完成時間!
お値段3000円超え。
高い……なんて高いノートなんだ。
でも、満足度プライスレス!
革の留め具も素敵だし、両サイドだけに入っているリングもおしゃれ。
紙も好みど真ん中。うふふ。
次こそは今回値段に怯えて作るのを諦めた革表紙のノートを作ろう、と決意を固める私たち(もちろん文字入れしてもらう!)
それからオリジナルインクを作って……いつかはガラスペンも買おうと思います。
カキモリさん楽しすぎて通ってしまいそう。
文房具だいすき。
玉バラのブローチ
私は、一凛堂(旧つまみ堂)で、伝統工芸つまみ細工応用講座を担当しております。
今年に入ってから、通常のカリキュラムには入っていないものを【応用特別講座】という形で月替わりで開催させて頂いています。
7月の応用特別講座は、玉バラのブローチ
素材はコットンを使います。
コットンで作った作品は和に寄りすぎず、お洋服に馴染むものができるのと、コットンの持つ風合いは素朴な温かみがあり、また独特の清潔感もあってとても好きなんです。優しいイメージの作品になります。
私は素材をコットンで作るつまみ細工作品を、一時期頻繁に作っていました。
今回は様々なカラーの布とともに、他の講座ではあまり使わないような、ドットやチェック柄などの布もお待ちします。
そして、リボンや、レースのモチーフ、パールビーズなどを組み合わせてオリジナルの作品をお作り頂こうと思っています。
もう、お好みに合わせて盛り盛りに盛っちゃって下さい!
こちらの講座は、伝統工芸つまみ細工基礎講座を受講済みの方でしたらどなたでもご参加頂けます。
https://tsumami-j.com/tsumamikiso/ouyou
(講座案内になります)
玉バラのブローチ講座、お待ちしております!